イディオムとは、文字通りの意味ではなく、比喩的な意味で使われる言葉のことです。例えば、「Once in a blue moon」というイディオムは、青い月が出るという意味ではなく、めったにないことや非常に珍しいことを表します。
イディオム Once in a blue moon
このイディオムの由来は、実際に青い月が出ることがあるからだと言われています。青い月とは、1ヶ月に2回満月が出ることを指しますが、これは約2年半に1回しか起こりません。また、火山噴火や森林火災などで空中に大量の灰や煙が広がると、太陽光が散乱されて月が青く見えることもあります。このように、青い月は非常に珍しい現象なので、「Once in a blue moon」というイディオムが生まれたのです。
例えば、「彼はOnce in a blue moonしか電話してこない」という場合は、「彼はめったに電話してこない」という意味になります。
また、「私はOnce in a blue moonしかケーキを食べない」という場合は、「私はほとんどケーキを食べない」という意味になります。
このように、「Once in a blue moon」は、頻度が非常に低いことやほとんど起こらないことを表すイディオムです。
イディオムを使うと、話し言葉や書き言葉をより豊かに表現できます。しかし、イディオムは文化や習慣によって異なるので、注意が必要です。
例えば、「Once in a blue moon」は英語圏では一般的なイディオムですが、日本語ではあまり使われません。
また、「青い鳥」という言葉は日本語では幸せの象徴ですが、英語では「Bluebird of happiness」と言わなければなりません。
「青い鳥」を直訳すると「Blue bird」となりますが、これはただの色のついた鳥を指すだけで、幸せの意味はありません。
このように、イディオムは言語や文化によって違うので、相手の背景や状況を考えて使うことが大切です。
イディオムは英語学習の楽しみの一つです。色々なイディオムを覚えて、自分の表現力を高めてみましょう。
イディオム Once in a blue moon まとめ
【英語】
Once in a blue moon
【和訳】
あまり起こらないようなこと
【例文】
I see my sister once in a blue moon.
私は私の妹とそんなに会うことがありません。
【豆知識と所感】
青い月って見た事ありますか? というくらい珍しい事、あまり起こらない事を指します。
確かに "once in a blue moon" の頻度って凄く少ない気がしますね。