英語の雑学

ほろ酔いから泥酔まで酔い度別を英語で言うと?表現方法をご紹介!

お酒を飲むときには、自分の酔い具合を相手に伝えたり、相手の酔い具合を聞いたりすることがありますよね。

日本語では「シラフ」「ほろ酔い」「泥酔」などさまざまな言葉がありますが、英語ではどのように表現するのでしょうか?

今回は、酔っ払いを英語で言うときに使える表現を紹介します。ほろ酔いから泥酔まで、レベル別に見ていきましょう。

レベル1:ほんのり赤らんだ肌と爽やかな気分

お酒を少し飲んだだけで、肌が赤らんだり、気分が爽やかになったりする人もいますよね。

このような状態を英語では **tipsy** と言います。**tipsy** は「ほろ酔い」という意味ですが、「ちょっとした気分転換」や「楽しくなってきた」というニュアンスもあります。
例えば、「I’m feeling tipsy.」は「ほろ酔い気分だよ」という意味ですが、「I’m feeling good.」と同じように使えます。

 

**tipsy** 以外にも、このレベルの酔い具合を表す表現は以下のようにあります。

 

- **buzzed**: 「ちょっと興奮してきた」「気分が高揚してきた」という感じです。
「I’m buzzed.」は「ちょっとハイになってる」という意味です。

- **one too many**: 「一杯多く飲んだ」という意味ですが、「ちょっと飲みすぎたかも」という自嘲的なニュアンスもあります。
「I had one too many.」は「一杯多く飲んじゃった」という意味です。

レベル2:言葉が滑りやすくなったり、バランスが悪くなったりする

お酒をもう少し飲むと、言葉が滑りやすくなったり、バランスが悪くなったりすることがありますよね。
このような状態を英語では **drunk** と言います。
**drunk** は「酔っ払っている」という一般的な表現ですが、「普通の酔い」から「かなりの酔い」まで幅広く使えます。
例えば、「I’m drunk.」は「私は酔ってる」という意味ですが、「I’m very drunk.」は「私はかなり酔ってる」という意味です。

 

**drunk** 以外にも、このレベルの酔い具合を表す表現は以下のようにあります。

 

- **wasted**: 「無駄に飲み過ぎた」「ダメになった」という意味です。「I’m wasted.」は「私はダメだ」という意味です。

- **hammered**: 「叩きつけられた」「打ちのめされた」という意味です。「I’m hammered.」は「私はやられた」という意味です。

- **plastered**: 「塗りつけられた」「貼り付けられた」という意味です。「I’m plastered.」は「私は動けない」という意味です。

- **blasted**: 「爆発した」「吹き飛ばされた」という意味です。「I’m blasted.」は「私は吹っ飛んだ」という意味です。

レベル3:話すことが困難になったり、吐き気やめまいがしたりする

お酒をさらに飲むと、話すことが困難になったり、吐き気やめまいがしたりすることがありますよね。

このような状態を英語では **slurred/slurring** と言います。
**slurred/slurring** は「言葉が不明瞭になる/不明瞭に話す」という意味です。
例えば、「His speech was slurred.」は「彼の話し方は不明瞭だった」という意味です。
「He was slurring his words.」は「彼は言葉を不明瞭に話していた」という意味です。

 

**slurred/slurring** 以外にも、このレベルの酔い具合を表す表現は以下のようにあります。

 

- **intoxicated**: 「中毒された」「毒された」という意味です。「I’m intoxicated.」は「私は中毒だ」という意味です。

- **inebriated**: 「陶然とした」「夢中になった」という意味です。「I’m inebriated.」は「私は夢中だ」という意味です。

- **under the influence**: 「影響下にある」「支配されている」という意味です。「I’m under the influence.」は「私は支配されている」という意味です。

レベル4:記憶喪失や失神、死亡の危険性

お酒を極端に飲み過ぎると、記憶喪失や失神、死亡の危険性があります。

このような状態を英語では **alcohol poisoning** と言います。
**alcohol poisoning** は「アルコール中毒」という意味で、非常に深刻な状況を表します。
例えば、「He died of alcohol poisoning.」は「彼はアルコール中毒で死んだ」という意味です。
「She was hospitalized for alcohol poisoning.」は「彼女はアルコール中毒で入院した」という意味です。

まとめ

今回は、酔っ払いを英語で言うときに使える表現を紹介しました。ほろ酔いから泥酔まで、レベル別に見てみましたが、どれも日常会話で使われることが多い表現です。

お酒を飲む場所も紹介しましたが、日本語でもカタカナ英語で使われているものも多くありましたね。

リストにまとめましたので参考にしてみて下さい。

tipsy 「ほろ酔い」
buzzed 「ちょっと興奮してきた」「気分が高揚してきた」
one too many 「一杯多く飲んだ」
drunk 「酔っ払っている」
wasted 「無駄に飲み過ぎた」「ダメになった」
hammered 「叩きつけられた」「打ちのめされた」
plastered 「塗りつけられた」「貼り付けられた」
blasted 「爆発した」「吹き飛ばされた」
slurred/slurring 「言葉が不明瞭になる/不明瞭に話す」
intoxicated 「中毒された」「毒された」
inebriated 「陶然とした」「夢中になった」
under the influence 「影響下にある」「支配されている」
alcohol poisoning 「アルコール中毒」

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