イディオム(慣用句)

イディオム解説 - BLOW THE WHISTLE ON - 内部告発する

こんにちは、皆さん!今日は英語のイディオムを一つ紹介したいと思います。それは「blow the whistle on」という表現です。このイディオムの意味や使い方を説明していきますね。

まず、「blow the whistle on」の直訳は「笛を吹く」ということですが、実際には「(悪いことをしている人や組織を)告発する」という意味になります。
例えば、会社で不正行為をしている同僚を上司に報告することや、政府のスキャンダルをマスコミに暴露することなどが「blow the whistle on」の対象になります。
このイディオムは、スポーツやゲームでルール違反をしたら審判が笛を吹いて注意することに由来しています。

イディオム BLOW THE WHISTLE ON

では、「blow the whistle on」の使い方を見てみましょう。
このイディオムは動詞として使われますが、主語は告発する人で、目的語は告発される人や組織です。例文を見てみましょう。

- He blew the whistle on his boss who was embezzling money from the company.(彼は会社から金を横領していた上司を告発した。)
- The journalist decided to blow the whistle on the corrupt politician.(ジャーナリストは汚職政治家を暴露することに決めた。)
- She was afraid to blow the whistle on the drug dealers in her neighborhood.(彼女は近所の麻薬密売人を告発するのが怖かった。)

以上が「blow the whistle on」のイディオム解説でした。皆さんもこの表現を覚えて、英語で話すときに使ってみてくださいね。それでは、また次回!

 

イディオム BLOW THE WHISTLE ON まとめ

【英語】
BLOW THE WHISTLE ON

【和訳】
内部告発する

【例文】
A few courageous workers finally blew the whistle on the cover-up and lost their jobs as a result.
数人の勇気ある社員が隠蔽工作を内部告発し、その結果職を失った。

【豆知識と所感】
Blow the whistle on は直訳すれば「笛を〇〇に向かって吹く」になるのですが、イディオムになると使い方が異なってきます。
例文では「内部告発した人が職を失う」という不利益を被っていますが、どこの会社でもBlow the whistle onをする人は凄い覚悟が必要なのですね。

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